今子どもたちは鬼ごっこに夢中!

<今子どもたちは鬼ごっこに夢中!>
うさぎさんかららいおんさんまで、朝の園庭でも、リズムの前の一遊びでも、
子どもたちは鬼ごっこに夢中です。「こおりおに」「帽子おに」「いろおに」色々なバージョンがあります。
単純なようで実は鬼ごっこはとっても奥の深い遊びです。
・とにかくいっぱい走ります。長く走る体力がついてきます。
・一直線に走るだけではなく、急に方向を変えたりしてあちこちに逃げたり追いかけたりします。
・相手の動きをよく見ることも必要です。
・だんだん複雑なルールを自分たちで作っていったり、仲間と色々な「作戦」を立てたりと工夫して遊んでいきます。

教育心理学者の内田伸子さんも「遊びによってこそ運動能力が育つ」と言われています。
水泳やサッカーなどの特定のスポーツでは、決まった筋肉しか使わないそうです。
「10歳になってから、子どもが好きなことを選ぶのが良い。習い事はそれからで良い」とも言われています。
でも何より子どもは「楽しいから」「それがしたいから」鬼ごっこをします。
何かの力をつけるために遊ぶのではないのです。遊びはそれ自体が目的です。
遊びに夢中になれることも、子ども時代の特権です。
「もう1回!」「もう1回!」と遊んで遊んで遊び呆けて、満足して眠る毎日を積み上げていきたいものです。

~ あすならKidsだより vol.82より ~
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