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新しい仲間が増えました

保育園に子ヤギがやってきました!

職員の家族が散歩していて、たまたま見つけた子ヤギちゃん。

天理の社会福祉法人だるま会さんが飼っておられて「赤ちゃんがたくさん生まれたんだけど、引き取ってもらえないか」と声をかけられたのがきっかけでした。

だるま会さんはあすならホーム天理とも繋がりがある不思議なご縁です。

そうは言ってもちゃんと世話ができるのか、とヤギを飼っている仲間の園にもノウハウを聞き、
職員で話し合いをもって覚悟を決めました。

まずヤギ小屋をどうしよう!困ったらみんなで相談!

保護者に呼び掛けたところ、
図面を書いてくれるお父さん、小屋作りを手伝ってくれるお父さん、おじいちゃんが現れてくださり、
小屋が無事6月27日に完成しました。

そして7月12日、お昼寝が終わったらなんと園庭に子ヤギが!

あすなら0110-9386


いつもは寝起きの悪い子も、この日は全員スッキリ起きて大歓声でした。

ヤギの世話は年長さん、とお願いしていたので、名前も年長さんで決めてもらいました。

色々な案が出てもめましたが、最後は「シロちゃん」に決まり、全部のクラスに伝えに行っていました。

とっても人懐っこいシロちゃん。

子どもたちに囲まれている間は静かに草を食べていますが、
誰も居なくなるとメェメェ泣きます。

遠くに人の姿を見つけるとじっと見つめます。

1歳児では最初は怖がる姿もありましたが、すぐに慣れました。

年長さんは特に思い入れが強いので、お散歩にもシロちゃんを連れていったりしています。

行きたいところにしか行かない気ままなシロちゃんですが、
年長さんのことは「仲間」と思っているのか、年長さんが走っていくとシロちゃんも走ってついて行っていますよ!

さくらさくらんぼ保育を創り上げられた斎藤公子先生の「ヒトが人間になる」という名著があります。

子どもたちにとって何が大切か、子どもたちの生き生きした日常の写真とともに語られているのですが、
第一章が「子どもと水」第二章が「子どもと土」そして第三章が「子どもと動物」です。

子どもにとって、生き物ほど心躍る存在はありません。

あすなら0112-9393


虫取りに夢中になった子どもたちが、幼児になってより大きな動物に出会い、
そして年長では世話もしながら共に暮らす。

生き物は魅力的だけれども、自分の思うようにはならない存在。

自然の中で、生き物とともに過ごすことは本当に大切、そしてかけがえのないことだと痛感します。

シロちゃんがあすなら保育園にやってきてくれて、本当に良かったです。


 ( photo by kitoki )

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Author:asunarahoikuen
あすなら保育園
住所:奈良県大和郡山市宮堂町160-1
電話:0743-57-3715

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