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食べることは生きること

私たちが本当に大切にしている「食べること」について
何が一番大切なのか・・・改めて考えました。

どんな食べ物を、どんな固さで、どんな調理法で、どんな食器で、どんな順番で食べるかetc。

あすなら保育園では食事については本当に色々考えぬいて、また調理員や保育士で話し合いながら、
一人ひとりの食べる様子を見ながら毎日の食事を大切に作り上げています。

でも、一番大切なことは「How to」ではなく、「食べたい!」「おいしい!」と思えることではないでしょうか。

それが、生きる意欲につながります。

「だったら好きなものを好きなだけ食べてたらいいんじゃないの」と言われそうですが、
本当においしいものは身体にもおいしいもの。

私たちは身体に悪いものも脳が「おいしい」と勝手に判断して、
お菓子やお酒に浸ったり、暴飲暴食したりしていないでしょうか。

また、身体には良いものなのに、「嫌いだから食べない」ものはありませんか
(「偏食」は食感や匂い、見た目などから脳が「これはイヤ」と決めつけています。
そしていったん決めつけたことを覆すには、結構な努力が要ります)。

だからこそ、身体においしいものを脳もおいしい、と感じられるように、
調味料は控えめに、素材の味を、だしの味を生かして、
しっかり噛んで食べる食事を積み重ね、偏食を無くしています。
これは幼少期にこそ身に着けたい「感覚」です。

あすなら0199-9897

そして、身体においしい食事を本当に「おいしい!」と感じるには、「お腹が空いていること」が何より大切。

そのためにも、いっぱい遊んでたっぷり眠ること。
早寝早起き、食事も決まった時間に食べると、より身体が「おいしい!」に反応します。

そしてそして、身体も心も「おいしい!」と感じるには、やっぱり大好きな人と一緒に食べること。

あすなら-0680


楽しい会話があってこそ。逆に、テレビやビデオを見ながらの食事では、脳に「味わう」余力が残っていません。
大好きな人との食事。家族はもちろん、友達、先生、憧れのお兄ちゃんやお姉ちゃんなどなど。

コロナの「黙食」が子どもにとっていかに辛いことか。

座席の工夫はしながらも、「黙って食べなさい」は保育園、学童共に大人は口にしないようにしています。
(大人の食事は辛いですが黙食。辛いという気持ちを失わないようにしたいです)

( photo by kitoki )

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散歩の楽しみ

あすなら保育園では、晴れの日は毎日のように散歩に行きます。

幼児はファミリー公園や宮堂町の神社、乳児もお隣のあすなら苑や平端公園まで行きます。

0歳児も歩行が確立してくれば、あすなら苑のお庭まで散歩に行ったりします。
なので、10時ごろあすなら保育園に来ていただいても、園児が赤ちゃん以外誰もいない!という時もあります。
どうしてこんなに毎日毎日散歩に出かけるのでしょう???

あすなら0264-9468

子どもは戸外が大好きです。
エアコンの効いた清潔な室内で過ごすことに慣れてしまった新入園児は
外に行きたがらなかったり、汚れを嫌うこともありますが、
赤ちゃんはもれなく水も屋外も大好き。

生物としての身体が、自然を要求しているのだと思います。
涼しい風や冷たい水を全身で感じることで、
身体中の皮膚感覚、そして「心地よい!」という気持ち、「冷たいね~」と他人と感覚を共有することを学んでいきます。

そんな優しい刺激や出会いがいっぱい詰まっているのが「散歩」。

いつもと同じ道でも、春と秋では違う花が咲いていたり、実がなっていたり、時には虫などの生き物に出会ったり。

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そして、仲間と追いかけっこやかくれんぼをしながら行く道中は、1回として同じ経験はありません。

だから子どもたちは散歩が大好き。

「今日は何があるかな?どんな楽しみがあるかな?」とワクワクしながら出かけて、
「ただいま~!」とお腹を空かせて帰ってきます。

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年長になるとより雄大な自然を求めて、
曽爾高原や葛城山、川上村にアマゴつかみに行ったり、山添村に羊に会いに出かけたり。

車に乗ってのお出かけは、もう何日も前から指折り数えて楽しみにしています。

そして帰ってからは、仲間と共に楽しかった思い出を、いっぱい絵に描きます。

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散歩(園外保育)のためには、保育者は園内以上に配慮が必要で、
大人の体制も厚くする必要があります。

でもそんな苦労やコスト・リスクを負ってでも、子どもから散歩の楽しみを奪ってはいけないと、
職員は毎日頑張ってくれています。


 (photo by kitoki )


里山で子どもたちが遊びまわれるように

毎年、年長さんがタケノコ堀りをさせていただいている竹林があります。
その竹林の整備に保育園も加わり、
子どもたちがもっと里山で遊ぶ体験ができるように、というプロジェクトが始動しました。

初日は場所の下見です。保護者会の方を中心にお集まりいただきました。

今年の春にタケノコ掘りに訪れた時から、竹林はところどころ暗くなっていました。
春から新しく伸びた竹の葉が陰になっているのですね。
今生えている竹を、半分以上伐採する必要があるそう。

所有者の方に、ほかの場所も案内いただきました。
里山には ドングリをはじめ、ぎんなんや、かんきつ類など、子どもたちも喜びそうな実りがたくさんありました。
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ここからの眺望は最高なんだよ、とお話を聞き、木々の向こうの眺めを想像したり。
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所有者の方や保護者の方々のお力を借りながら、長期計画で進めていきます。
まずは竹林の整備を重点的に、年明けから作業を行う予定です。

素敵な場所になりますように。

親子リズム

7月13日には、あすなら保育園で親子リズムを開催しました。

楽譜をおくばりして、星めぐりの歌やセミのうたなどを みんなで一緒に歌いました。
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リズムも親子で参加してもらいましたよ。
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まずは大人が楽しむことが大事、と園長のお話があり、
お父さん、お母さんも積極的にピアノの歌に合わせて駆け出してきてくれました。
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子どもたちはいつも簡単そうにしていますが、やってみるとかなりの運動量で
大人はうっすらと汗ばむくらいでしたよ。


午後からは職員研修でした。
仲間の園から講師の先生に来ていただき、保育のことやリズムのことを学びました。
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リズムでは大切にするポイントや子どもたちの介助をする際に意識をするポイントなどをじっくり学びました。

これからの保育で活かしていきます。

「本物」に触れてもらうこと

あすなら保育園では、子どもたちに、なるべく「本物」に触れてもらうことを大切にしています。
ですから、たとえば、こどもたちの着替え箱ひとつとってもこのように(↓)和紙を貼ったものを使っています。


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こんな風に(↓)プール遊びを楽しんだ後も・・・


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自分の着替え箱から服を出して、自分で着替えます。

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ひとりひとり和紙の色柄を変えているから、小さい子たちでも自分の箱をちゃんと覚えているんです♪
プロフィール

asunarahoikuen

Author:asunarahoikuen
あすなら保育園
住所:奈良県大和郡山市宮堂町160-1
電話:0743-57-3715

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