園庭開放!ぜひ遊びにきてください!
あすなら保育園だより③
自治と創造
「いきなり大層な」と思われると思いますが、
さくらさくらんぼ保育の創設者である斎藤公子さんが、
5歳児の保育に掲げたテーマです。
仲間と力を合わせる、知恵を寄せ合って、みんなが満足できる選択肢を創造する。
そんなことができるようになるのが5歳児なのです。
幼児になると「今日みんなで何をして遊ぶか。」を自分たちで決めます。
最初は「缶蹴りしたい!」「散歩したい!」「鬼ごっこしたい」ワーワー騒ぐだけで全く決まりません。
でも決まらないと遊べない。
まずは順番にしゃべる、人の話を聞く、ルールが必要で、ルールを守ることが大切です。
そんな社会性を遊びやリズムの中で培っていきます。
そして、違う思いの友達もいることに気づく。
じゃあどうやって決める?それも大人が決めずに、決め方も自分たちで考えます。
「多い方で決める」それは公平かな?
「じゃあ代表じゃんけん」少数の意見や口を開かない友達の思いも大切にします。
5歳になるとそんな「話し合い」も大切にして、主体的、民主的に生活を進めていくことを大切にします。

正直、「大人が決める」方が子ども大人も楽なのでそちらに流れていきがちですが、
そうならないよう、ここは保育者が心して取り組みます。
力の強い人、声の大きい人に引っ張られない集団になっているのか、
自分の頭で考える集団になっているのか。
子どもが素晴らしいなぁと感心するのは、
そんな話し合いや日々の色々な活動を集団でする中で、
自分と友達の「得意なところ」「素敵なところ」をどんどん見つけていくことです。
早くできることだけが素敵なことじゃない。
じっくり頑張る名人や、慰める名人、教える名人、待つ名人などなど・・・・。

お互いの違いと良さを認め合える、
そして自分の意見はしっかり伝える、
違いがあるときはみんなでどうしたらよいか考える。
このことができる子どもたちは、小学校に一人で行ってもきっと友達がたくさんできる。そ
してどんな社会になっても、未来を切り開く若者になっていくと信じています。
「いきなり大層な」と思われると思いますが、
さくらさくらんぼ保育の創設者である斎藤公子さんが、
5歳児の保育に掲げたテーマです。
仲間と力を合わせる、知恵を寄せ合って、みんなが満足できる選択肢を創造する。
そんなことができるようになるのが5歳児なのです。
幼児になると「今日みんなで何をして遊ぶか。」を自分たちで決めます。
最初は「缶蹴りしたい!」「散歩したい!」「鬼ごっこしたい」ワーワー騒ぐだけで全く決まりません。
でも決まらないと遊べない。
まずは順番にしゃべる、人の話を聞く、ルールが必要で、ルールを守ることが大切です。
そんな社会性を遊びやリズムの中で培っていきます。
そして、違う思いの友達もいることに気づく。
じゃあどうやって決める?それも大人が決めずに、決め方も自分たちで考えます。
「多い方で決める」それは公平かな?
「じゃあ代表じゃんけん」少数の意見や口を開かない友達の思いも大切にします。
5歳になるとそんな「話し合い」も大切にして、主体的、民主的に生活を進めていくことを大切にします。

正直、「大人が決める」方が子ども大人も楽なのでそちらに流れていきがちですが、
そうならないよう、ここは保育者が心して取り組みます。
力の強い人、声の大きい人に引っ張られない集団になっているのか、
自分の頭で考える集団になっているのか。
子どもが素晴らしいなぁと感心するのは、
そんな話し合いや日々の色々な活動を集団でする中で、
自分と友達の「得意なところ」「素敵なところ」をどんどん見つけていくことです。
早くできることだけが素敵なことじゃない。
じっくり頑張る名人や、慰める名人、教える名人、待つ名人などなど・・・・。

お互いの違いと良さを認め合える、
そして自分の意見はしっかり伝える、
違いがあるときはみんなでどうしたらよいか考える。
このことができる子どもたちは、小学校に一人で行ってもきっと友達がたくさんできる。そ
してどんな社会になっても、未来を切り開く若者になっていくと信じています。
あすなら保育園だより②
自我を育てる
関わる力=他人の思いを受けとめる力、と考えがちですが、
受けとめるにはまず自分の思いを出さねばなりません。
大人にも自分の思いをあまり出さずにひたすら受けとめている方もいますが、
きっとどこかでしんどくなります。
自分のやりたい思い、感情(嬉しい、くやしい、悲しい、寂しい)を
まずは思いっきり吐き出すことで、
自分の気持ちに気付くとともに、「思いは出しても大丈夫なんだ」という安心感を育みます。
受けとめてもらえた経験があってこそ、他人を受けとめることもできるのだと思います。
自我の誕生は1歳児後半から。
2歳児、3歳児で「自我の爆発」と呼ばれるピークを迎え、
3歳児後半からは「自我の充実」期に入っていきます。
この時期に、自分の思いを出して、その結果友達とぶつかり合い
(大人とではぶつかり合いにならないので、子ども同士の関係がなおさら大切なのです)、
けんかを通じて自分の思いと他人の思いの違いを知ります。
そうして、4歳半の「〇〇ダケレドモ××する」ことができるようになっていきます。

関わる力=他人の思いを受けとめる力、と考えがちですが、
受けとめるにはまず自分の思いを出さねばなりません。
大人にも自分の思いをあまり出さずにひたすら受けとめている方もいますが、
きっとどこかでしんどくなります。
自分のやりたい思い、感情(嬉しい、くやしい、悲しい、寂しい)を
まずは思いっきり吐き出すことで、
自分の気持ちに気付くとともに、「思いは出しても大丈夫なんだ」という安心感を育みます。
受けとめてもらえた経験があってこそ、他人を受けとめることもできるのだと思います。
自我の誕生は1歳児後半から。
2歳児、3歳児で「自我の爆発」と呼ばれるピークを迎え、
3歳児後半からは「自我の充実」期に入っていきます。
この時期に、自分の思いを出して、その結果友達とぶつかり合い
(大人とではぶつかり合いにならないので、子ども同士の関係がなおさら大切なのです)、
けんかを通じて自分の思いと他人の思いの違いを知ります。
そうして、4歳半の「〇〇ダケレドモ××する」ことができるようになっていきます。

あすなら保育園だより①
コミュニケーション ~関わる力~
コミュニケーション力=人と関わる力、は
私たちの保育の中で最も重要で、かつ最も難しいテーマです。
子どもたちの人と関わる力を育てる中で、大人も自らの「人との関わり方」を突き付けられます。
そうして、私たちの関わる力も子どもに育ててもらっています。
どんな知識や技術よりも「人と関わる力」が、
今、そして今後も一層重要になっていくのではないでしょうか。
そして「人と関わる力」は決してテクニックではなく、生き方そのものではないかとも思うのです。

人と関わる力を育てるには、まず「人と関わりたい」「人って素敵」と思えることが大切。
「基本的信頼感」と呼んでいますが、
それは赤ちゃんの時に、泣いて訴えたら応えてくれる、
自分の要求を叶えてくれる経験の積み重ねで培われていきます。
そのためにも、私たちはパンツや布おむつでの生活を大切にします。
濡れる→気持ちが悪い(不快)→大人が気付いて変えてくれる(快)
この繰り返しが大人への信頼感になるのです。

そして目と目を合わして赤ちゃんに笑ったり話しかけたりすること。
肌と肌との触れ合い。抱っこしたり、くすぐり遊びをしたり。
こんな楽しい気持ちよい大人との関りから、人と関わることへの要求が生まれます。
コミュニケーション力=人と関わる力、は
私たちの保育の中で最も重要で、かつ最も難しいテーマです。
子どもたちの人と関わる力を育てる中で、大人も自らの「人との関わり方」を突き付けられます。
そうして、私たちの関わる力も子どもに育ててもらっています。
どんな知識や技術よりも「人と関わる力」が、
今、そして今後も一層重要になっていくのではないでしょうか。
そして「人と関わる力」は決してテクニックではなく、生き方そのものではないかとも思うのです。

人と関わる力を育てるには、まず「人と関わりたい」「人って素敵」と思えることが大切。
「基本的信頼感」と呼んでいますが、
それは赤ちゃんの時に、泣いて訴えたら応えてくれる、
自分の要求を叶えてくれる経験の積み重ねで培われていきます。
そのためにも、私たちはパンツや布おむつでの生活を大切にします。
濡れる→気持ちが悪い(不快)→大人が気付いて変えてくれる(快)
この繰り返しが大人への信頼感になるのです。

そして目と目を合わして赤ちゃんに笑ったり話しかけたりすること。
肌と肌との触れ合い。抱っこしたり、くすぐり遊びをしたり。
こんな楽しい気持ちよい大人との関りから、人と関わることへの要求が生まれます。